§星条旗                           

いつもの様に子供らを向かえに学校へ行った時の事、車内で順番を待っていると(某ハンバーガー屋のドライブスルーの様に迎えの者は車に乗ったまま徐行して行き、子供が入り口で順々に迎えの車に乗せられる.)二人の高学年の生徒がこっちの方へやってきた.なにするのかな?と思って見ていたら、掲揚してある星条旗を降ろしに来たのである.すっと星条旗を降ろし、一人が旗を大事そうに抱え込んで、もう一人がポールの紐をきちっと結んで、それから二人で両端を持ち、最初長方形の短い方をそれぞれに半分に長く折り、またその半分に長くおり、とそこまではなにげなく私が思っていたとおりだったのだが、次が違った!なんと一人の方が端から三角形になるようにたたんでいったのだった.最後はきれいな三角形になった.それを抱えて校舎の中へ走って行った.

あれはどこかで見たことがある!と思った. あ〜思い出した. 以前テレビでアメリカの誰か高官の葬儀に海兵隊の兵士が、棺にかけてあった星条旗をああやってたたんで奥さんに渡していた.あのたたみ方だった.しかしそれにしても、こんな子供の時から、ああやってきちんと国旗をたたんで...アメリカ人の国旗にたいする尊敬の念が、伝わって来た感じがした.

後記..この事を書いてから夫にこれを話したら、こんなことを教えてくれた.まず学校で星条旗のたたみ方を教える時間があって、そこでたたみ方を教えられるらしい.それから星条旗は決して地面に着けてはならないということ..なるほど、それで、わかった!あの少年が、体より大きな星条旗を必死で抱え込む様にして、相棒がポールの紐を結び終わるまで待っていたのが.


 

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